アーカイブ: 2013年5月

母乳育児に役立つ本

NEW!母乳育児のポリティクス: おっぱいとビジネスとの不都合な関係
ガブリエル・パーマー (著), 本郷 寛子 (翻訳), 瀬尾 智子 (翻訳)/メディカ出版
今やその唯一無二の重要性が明らかであるにもかかわらず、母乳育児はなぜうまくいかないのか。赤ちゃんに魔の手を伸ばし、社会に暗い影を落とす張本人とは誰か。人類の歴史とともにある「哺育」を再評価することの重要性を説く著者渾身の新版、待望の完訳。

赤ちゃんと心がむすばれる77の知恵
ケイティ・アリソン・グランジュ&ベツィ・ケネディ著/PHP研究所
「アタッチメント・ペアレンティング」をやさしく解説した本。

おっぱいだより集―はげましあって楽しい母乳育児
母乳育児サークル編/メディカ出版
母乳育児をしているお母さんたちからのメッセージ集。

おっぱいでらくらくすくすく育児―母乳の方が楽だった?!
北野寿美代&金森 あかね著/メディカ出版
楽しく読める、頑張らなくても楽に続けられる母乳育児のコツ満載。

シアーズ博士夫妻のベビーブック
ウイリアム・シアーズ&マーサ・シアーズ著/主婦の友社
8人の子を育てた小児科医の父&看護師の母による育児書。

改訂版 だれでもできる母乳育児
ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル著/メディカ出版
母乳で育てたい人を支援し続けてきたLLLによる、母乳育児必携の書。

母乳育児の文化と真実
ナオミ・ボームスラグ&ダイア・L・ミッチェルズ著/メディカ出版
「なぜ母乳育児をするか」について、研究・歴史・データのあらゆる面から分析。

母乳とダイオキシン
本郷寛子著/岩波ブックレットNO.482
ダイオキシン問題の実際・母乳育児の利点が分かりやすく整理されている。

母乳の政治経済学
ガブリエル・パーマー著/技術と人間 現在絶版
現代社会において、母乳育児を困難にしている様々な要因を分析。

孫育ての時間(とき)―祖父母に贈るはじめての育孫書
山縣威日&中山真由美編/吉備人出版
孫のためにして喜ばれること、嫌がられることは何? 問題解決のヒント情報。

ママになったあなたへの25章―シアーズ博士夫妻が贈る子育ての素敵なヒント
マーサ・シアーズ&ウイリアム・シアーズ著/主婦の友社
実例やデータも豊富に、マーサ夫人がやさしく、力強く、ママたちへエールを送る。

私の赤ちゃんおっぱいノート―これならだいじょうぶ
スー・コックス著/メディカ出版
書きこみながら、母乳育児を楽しむ秘訣が分かっていく。

赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援ガイド ベーシック・コース「母乳育児成功のための10か条」の実践
UNICEF/WHO 著/BFHI 2009 翻訳編集委員会/医学書院 2009

赤ちゃんとお母さんにやさしい母乳育児支援ガイド アドバンス・コース「母乳育児成功のための10ヵ条」の推進
(背景と実施、方針決定者のためのコース、病院の自己査定とモニタリング)
UNICEF/WHO 著/BFHI 2009 翻訳編集委員会/医学書院 2011
ベーシック、アドバンスともに妊産褥婦、新生児にかかわる保健医療従事者を教育するためのテキスト。専門家向け。

母乳と環境 安心して子育てをするために
本郷寛子著/岩波書店 2009

ドクターKIRIKOのおっぱい育て
監修:涌谷桐子著 JALC/ニライ社 2008
http://p-blank.com/niraisya/index.html

あなたの赤ちゃんへの最高の贈りもの NICUに赤ちゃんがいるお母さんのための搾乳ダイアリー
大山牧子著/ メディカ出版 2008

よくわかる母乳育児
水野克己著/ へるす出版 2007

これでナットク母乳育児
監修:水野克己 編著:本郷寛子 瀬尾智子 水野紀子/へるす出版 2009

母乳 育児 感染―赤ちゃんとお母さんのために― 改訂2版
水野克己著/南山堂 2012

母乳育児が必ずうまくいく本
Newman J, Pitman T著/押尾祥子 光岡いずみ訳/メディカ出版 2008

母乳とダイオキシン

数年前、母乳の中のダイオキシンが赤ちゃんに悪影響を与えるから母乳を与えるのは良くない、という「母乳バッシング」が突然まきおこりました。

確かに母乳の中にダイオキシンが含まれているのは確かですが、そのために「母乳を赤ちゃんに与えるのが悪い」とまでいえるのかどうかは、いまだ憶測の域を出ていません。

一時、毎日のようにマスコミをにぎわしたこの「母乳とダイオキシン」という話題も、今ではとりあげられることがほとんどなくなりました。
しかし、センセーショナルな関心がなくなったためにマスコミにはとりあげられないものの「母乳は危ない」という印象が広く深く浸透してしまったように思われてなりません。

このような社会的イメージを覆すのは、容易なことではありません。

嵐のような「母乳バッシング」がなくなったとはいえ、真実は何なのか、偏見に基づく母乳排除がないのかどうか、引き続き考えていきたいと思います。

「母乳育児中もダイオキシンのことが心配」という方に向けて、日本ラクテーションコンサルタント協会(JALC)のサイトに詳しい情報が書かれています。ぜひご覧下さい。

母乳育児FAQよく寄せられる質問とその答え(JALC)
「母乳はアレルギーを予防する」 本郷寛子

「母乳で育った子の方がアレルギーになりやすい」という見方について、調査結果に基づき反証しています。

WABAとは

世界母乳育児行動連盟(World Alliance for Breastfeeding Action、ワバ) は、1991年に結成されました。logowaba
WABAは母乳育児は全ての子どもとお母さんの権利であると考え、この権利の保護・促進・支援のために活動する組織の世界的なネットワークです。
WABAはイノチェンティ宣言に沿って行動し、ユニセフと連携して活動しています。

 

母乳育児支援ネットワークとWABA

母乳育児支援ネットワークは2000年にWABAの承認グループとなりました。
毎年の世界母乳育児週間に関連した資料などを、WABAの承諾を得て日本語版として発表しています。
詳しくは世界母乳育児週間のページへ

国際規準違反報告フォーム

母乳代用品のマーケティングに関する国際規準」の違反を日本語で報告できます。乳児用食品国際行動ネットワーク(IBFAN)のメンバーグループである母乳育児支援ネットワークの有志が英語に訳してIBFANに届けます。

アイコンまたはこちらをクリックすると「国際規準」違反を報告できるフォームが開きます。ご協力をお願いいたします。

 

最初は母乳だけ、その後も他の食べ物を補いながら母乳を与え続ける。金色のリボンは、 その「ゴールド スタンダード」、つまり理想のありようの象徴です。

WABA(世界母乳育児行動連盟)とユニセフが共同で提唱している「金色のリボン運動」に参加しています。

Facebook 母と子の育児支援ネットワーク(災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会)

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