Day1 母乳育児支援の国際運動

■母乳育児支援の国際運動
~母乳育児支援のためのGIMS(Global Initiative for Mother Support)
―スーザン・シュー氏(WABA-世界母乳育児行動連盟)

スーザン・シュー氏はWABAの目的、役割、企画内容、プロジェクトについて報告されました。
WABAとは・・・母乳育児支援は草の根レベルから国際レベルへ発展してきた
1970~1980年代 IBFAN、LLLI,ILCAによって 母乳育児を発展させるための努力がなされてきた
1970 母乳育児を広める団体の活動が活発化してきたため、これをまとめていく必要がでてきた

WABAは色々なネットワークのためのネットワークで活動エリアを深めている
WABAプログラム
・世界母乳育児週間
・働く女性と母乳育児
・世界規模の参加型行動リサーチ
・すばらしい世界を作るための10のリンク
・GIMS(世界規模の母児への支援)(Global initiative for mother support)
・マスコミ媒体とコミュニケーション
・社会改革の支援、擁護と国際的な代表としての発言
・ネットワーキング
※ニュースレターなどを通じてネットワークを広げる
道具、メディア、子ども用のデジタルソフトの開発
advocacy(攻略媒体への働きかけ)と書いてプレゼンテーションする

WABA プロジェクト
・HIVと乳児栄養
・母乳育児と環境問題
・母乳育児と人権
・母乳育児とジェンダー
・世界規模の父親への支援・母乳育児を応援する医師

お母さんが本当に必要な支援はなにか?
赤ちゃんをおいて劇場へ行けるというようなこと?
それとも・・・?

母親支援とは
GIMS:お母さんと赤ちゃん双方のために母乳育児が実際にやりやすくなるようにお母さんに差し延べられる支援のすべてを含む

GIMSの目的:子どもを母乳で育て始めたお母さんが母乳育児を続けられるために、理解と支援が得られるような適切な環境を作り出すことを目的としている

1 妊娠中 自分だけで母乳育児をすると決心することは難しいので、決心をサポートする人が必要
助産師:「母乳育児には忍耐と決心が必要」ということを伝える必要がある
産院:母乳育児にやさしい環境・ポスター掲示や冊子配布など母乳育児の情報を伝える
お父さん:お母さんと一緒に勉強し、サポートする
企業:母乳育児を支援しているような資料を示す
宗教:母乳育児を勧める
地域の母乳育児支援のリーダー:サポートグループの司会、など

2 出産直後のサポート: 看護師・医師・産科施設・お父さん・政府
「安全で人間的なお産」を実現する

お母さんへの支援は実際少ない→GIMSのサポートが必要
赤ちゃんだけではなく、お母さん自身のためにもなる
赤ちゃんを育てるだけで満足な人もいれば、仕事や地域活動・夫とのパートナーシップも同じように実現したいお母さんもいる
社会にこのことを理解してもらい、サポートしてもらうことが必要
「支援が受けられないなら赤ちゃんを生まない!!」と言おう

例)スイスでは子どもより老人の方が多い 日本も高齢化社会となりつつある
中国は「一人っ子政策」から「子どもを生んだ人に支援金を出す」ように変化

GIMSアジア太平洋国際会議(クアラルンプール)
・すでに存在している良い方策を支援
・新しい方策を作る
・色々な文化における経験を分かち合う
・地域でGIMSのネットワークを構築する
☆クアラルンプールでのちょっとしたハイライト 6つの中心テーマが生まれた

1.人権団体などすべての団体のネットワーク
2.女性・女の子に必要な栄養の改善
3.母乳育児の情報 ジェンダーや女性の仕事についての中心的な問題に関して専門家や一般の人々への啓発
4.医療制度、政府、企業、その他の雇用制度において、男性、男の子の協力を得る
5.母乳育児の妨げになるような行為を阻止するために保護を強化する
6.ケアを受ける権利:子どもを産む時期の女性、特に女性一般と子どもたちのための母乳育児のケア

お母さんを支援する枠組み→その国独自の活動が必要 「それはお母さんの権利である」と主張する事が大切

GIMSの確認書 コピー、サイン→GIMSの活動に参加できる

文責:本セミナー情報発信チーム

母乳育児支援ネットワーク(BSNJAPAN)について

母乳育児支援ネットワーク(BSNJapan)はWABA(母乳育児支援行動連盟)を日本で紹介し、日本での母乳育児を支援する活動を行うことを目的として2000年に設立された非営利団体です。 WABAの支援団体として登録されており、母乳育児支援に関心のある方の参加と協力をお待ちしております。

BSNの理事会は医師や助産師などの保健医療専門家のみならず、社会福祉やメディア社会学、法律の専門家、および母乳育児支援団体の母親リーダーなどを含むメンバーで構成されており、母乳育児がしやすい社会をめざして活動を続けています。

BSNJapanはWABA(世界母乳育児行動連盟)の承認団体であり、乳児用食品国際行動ネットワーク(IBFAN)のメンバーグループでもあります。


最初は母乳だけ、その後も他の食べ物を補いながら母乳を与え続ける。金色のリボンは、 その「ゴールド スタンダード」、つまり理想のありようの象徴です。

WABA(世界母乳育児行動連盟)とユニセフが共同で提唱している「金色のリボン運動」に参加しています。

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災害時の母乳育児相談