講座会場の様子とインタビュー -2-

▼1/19 Day3▼

●助産師 安達さん
──どちらでこのイベントを知りましたか?
メーリングリストで知りました。世田谷から来ました。今朝まで迷っていて,急遽,子ども二人連れでかけつけました。来ようと思った決め手はお世話になった助産師さんのお勧めです。0119_adachi

──運営の感想を。
子連れのスペースがありがたい。託児も午前中預けられて助かりました。スタッフさんありがとう。

──内容の感想を。
自分が常々考えていたことが表現されていて,良かった。母乳は国の資源という考えがもっと広まったら,国全体で考えられたらいいなぁ。
夫がミャンマー人なので,発展途上国のためにも,何かできるといいなと思います。個人としても,向こうの助産師と手をつないで,母乳育児のサポートをしたいです

 

●助産師 鈴木さん

──どちらでこのイベントを知りましたか?
JALC(日本ラクテーション・コンサルタント協会)で聞いて札幌から来ました。JALCのイベント参加と里帰りを兼ねて。

──何が印象的でしたか?
ジュー・カンさんのお話で,乳業会社が母乳育児をじゃましているなとは思っていたけど,反対まではしていなかったことを感じ,ショックでした。乳業会社の恩恵を自分も受けていたことに気づいてショックです。そのことが赤ちゃんにも害を及ぼしていたこともショックでした。

──母乳育児の体験があれば,それに照らし合わせてどんな感想を持ちましたか?0119_suzuki
より長くおっぱいをあげたほうがいいという意識が,日本にはなじめないと思っていましたが,WHOの方針を知らなかったので,もっと広く,専門家にもお母さんにも知らせて欲しいと思います。アンテナを張っていても,情報が入ってきていないのを痛感しました。国際的なグループが多方面の活動をしているのも初めて知りました。

──運営について何かお気づきのことがあればお聞かせください。
子連れOKとあって,助かりました。子どももウェルカムで,いていいんだよというスペースがあってうれしかったです。通路も広くて,横に子どもを寝かせながら聞けました

 

●日本医科大学付属病院産科所属の助産師

母親と赤ちゃんを守るために、世界各国でさまざまな団体が広い視野で活動していることを知ることができました。そして国や文化は違っていても、母親と赤ちゃんは大切な存在であるという考えは同じであり、また、母乳代用品の問題も世界共通のものがあると知りました。
まずは自分自身の身近なところから現状を見直し、母乳育児についての正しい知識、技術を得て、母乳育児支援を行っていこうと思います。
IBFANの話は衝撃的で、今日話を聞くことができ、本当に今後正しいことを母親に伝えていかなければいけないと思いました。

●都内公務員の女性

──本日の講座をどこで知りましたか?
赤十字語学奉仕団からです。

──特に印象的だったのは?

人工乳で育てられた子どもが基準以下、という発言はどうかと思いました。病気や体質で人工乳がどうしても必要な人もいるはずなので。
(注:最終日のディスカッションの中で、IBFANのアネリスさんが、「母乳が基準であって、人工乳が基準ではない。(人工乳の害をはっきりさせるためにも)母乳で育てると病気にかかりにくい、ではなく、人工乳で育てられた赤ちゃんは病気にかかりやすい、と言うべきだ」という趣旨の発言をしたことを受けています。)

★「乳児用粉ミルク問題を考える会」城所さんへの感想
・高校生への教育はとても大切だと思った。(助産師)
・この会に賛同し今後利用していきたい。(助産師)
★JALCへの感想
助産師のみならず、専門知識を持った人々が母乳育児の正確な知識を広めていってほしい。(産科医男性)

★午前全体への感想

・日本の大半が、乳業会社がしている悪いことを認識していない。(大学教員)

・日本の看護者たちは、母乳育児を援助するための勉強は熱心だが、粉ミルクに対する認識が低い。 日本の団体も共に協力して、政治にもの言うべきと考える。(助産師)

・ラ・レーチェ・リーグについて少しは、知っていましたが具体的な様子がわかりました。地域的に母乳育児支援がさかんではないので専門家としてもっと紹介していきたいと思いました。
「粉ミルク」と視点からみた母乳育児に関しては、今まで考えたことがなかったですが、母乳育児の代用品ではないことを改めて強く感じました。
母乳哺育の大切さを中学生くらいの時から長い時間をかけて話していき、情報の正しい選択権が得られるようにということで本当にそうだと思いました。
現代の日本社会は余儀なく選ばされていることが多いと思います。母乳育児支援ネットワークを通して一人でも多くのお母さんが赤ちゃんを母乳で育てられるよう願っています。 (助産師)
・母乳育児を希望する人は多いが、ネットワークがわからず遠方から相談を受けていた。0119_kaijo
今回の参加により、母子がスムーズに不安なく育児ができるよう、支援グループを勧めたい。各部門の詳細がわかり、家族にも説明できるだろう。
今回、母乳育児支援の団体が多く存在することを知った。これからは、それぞれの団体の活動・内容を詳しく知り、知識を深めたい。母乳育児支援は自分の周囲のことだけではなく、世界的に取り組むことが必要なのだということがわかった。 病院施設で勤務し、母乳育児支援に携わっているが、生後1ヵ月を過ぎたお母さん、赤ちゃんのフォローはまったくできていない。やはり母乳育児を続けていくためには、長いサポートが必要となるため、今回多くの支援団体の存在と活動内容を知り、非常に参考になった。
また、母乳育児支援しながらも、国際コードに違反していることも多く認識でき、グローバルな視野で母乳育児を考えていくよいきっかけになりました。(助産師)

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母乳育児支援ネットワーク(BSNJAPAN)について

母乳育児支援ネットワーク(BSNJapan)はWABA(母乳育児支援行動連盟)を日本で紹介し、日本での母乳育児を支援する活動を行うことを目的として2000年に設立された非営利団体です。 WABAの支援団体として登録されており、母乳育児支援に関心のある方の参加と協力をお待ちしております。

BSNの理事会は医師や助産師などの保健医療専門家のみならず、社会福祉やメディア社会学、法律の専門家、および母乳育児支援団体の母親リーダーなどを含むメンバーで構成されており、母乳育児がしやすい社会をめざして活動を続けています。

BSNJapanはWABA(世界母乳育児行動連盟)の承認団体であり、乳児用食品国際行動ネットワーク(IBFAN)のメンバーグループでもあります。


最初は母乳だけ、その後も他の食べ物を補いながら母乳を与え続ける。金色のリボンは、 その「ゴールド スタンダード」、つまり理想のありようの象徴です。

WABA(世界母乳育児行動連盟)とユニセフが共同で提唱している「金色のリボン運動」に参加しています。

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