投稿者: bsn-admin

世界規模の母親支援運動(GIMS)

母乳育児における世界規模の母親支援運動(GIMS)とは、世界母乳育児行動連盟(WABA)の母親支援部会によって取りまとめられた世界規模の運動です。
これは、子どもを母乳で育て始めたお母さんが母乳育児を続けるために、理解と支援が得られるような適切な環境を作りだすことを目的としています。
GIMSの定義によれば、母親支援とは、お母さんと赤ちゃん双方のために母乳育児が実際にやりやすくなるように、お母さんに差し伸べられる支援のすべてを含みます。
必要な支援は女性によってさまざまですが、一般的には励まし、正確で時宜にかなった情報、出産時の人間らしく思いやりのあるケア、アドバイス、安心させてあげること、ありのままを受け入れて認めてあげること、具体的な援助、実際的なコツの伝授などが含まれます。

多くの人がさまざまなところで、精神的な社会支援を必要としています。
女性は保健医療専門家、雇用主、友人、家族、地域からの支援が必要です。
妊娠、出産、授乳期間を通して条件が整えられてはじめて、安全に赤ちゃんを月満ちるまで胎内で育て、お産の経験を一緒に分かち合いたいと思って選んだ人に付き添われて出産することができます。
職場で働く女性は、産後の6ヵ月は完全に母乳だけで赤ちゃんを育て、離乳食を始めた後も母乳育児を続けることができるような支援を受けるべきです。

GIMSは、人権と女性の生殖に関する権利を尊重する取り組みを基盤としています。
この取り組みは男性の参加と地域社会の協力を求めています。
GIMSは、性別(ジェンダー)に配慮した支援の提供、良質の産前教育とケアを受ける女性の権利、女性が中心で尊重される分娩介助、適切で十分な産科処置を重視します。
また地域に住み、健康、食、医療についての知恵を伝える経験豊かな女性の役割もよく理解しています。

さらに広い視野を保ちつつ、さらに、GIMSの母親支援運動は、母乳育児支援に関心のある個人や団体のネットワークによって個々に定義されます。
地域における支援組織を強化することに重点を置くグループもあれば、母親が母親を支援する形のサポートやサポートグループ、あるいは保健医療サービスに力を注ぐグループもあるでしょう。

母乳育児における世界規模の母親支援運動の背景となる情報
1990年、31の政府から集まった政策作成者、10の国連機関、その他のWHO・ユニセフの会議に集まった参加者が、母乳育児の保護、推進、支援に関するイノチェンティ宣言を承認しました。
90年代において、イノチェンティ宣言は世界規模の母乳育児運動の推進力となり、特に「赤ちゃんにやさしい病院運動」の始まりと「母乳代用品の販売流通に関する国際規準」の執行の強化は、大きな運動の成果です。
またイノチェンティ宣言は、(特に政策問題と保健医療サービスにおける)国際的な到達目標を設定し、働く女性の支援を増大させ、国レベルの母乳育児委員会を設立させる原動力にもなりました。

現在における母乳育児の状況を振り返って、WABAは強化が必要な分野を見極めました。
「赤ちゃんにやさしい病院運動」(BFHI)は、赤ちゃんに焦点を当てていますが、女性のニーズに関しては十分強調されているとはいえません。
母親への産前、陣痛時、分娩時、そして産後のケアが、女性の健康と福祉を支援するような方向に、BFHIをもっと「お母さんにやさしく」する時機が来ています。
そうしたケアが望ましい母乳育児支援ともなることがわかっているからです。
妊婦や赤ちゃんを産んだばかりの女性は、一貫しないサービスや、温かい支援に満ちているとはいえない保健医療施設の方針や手順や処置が原因で、不安定な状態に置かれることがよくあります。

(女性のニーズの需要と供給の)隔たりは、保健医療施設だけではなく地域にも起きています。
伝統的な社会では、女性がスムーズに母乳育児を始め、継続させるために必要な支援や実際的なアドバイスは、親戚や親しい友人の手にゆだねられていました。
地域によってはそのような伝統的な支援体制がまだ存在していますが、伝統が失われてしまった地域もあります。

保健医療施設と地域の両方のレベルでこうしたニーズがあることに気づいたWABAは、イノチェンティ宣言のなかの「支援」の部分に特に注目をした運動を発展させたのです。
そして、あらゆるレベルで母親への支援がなされるための戦略的思考を提唱しています。

世界規模の母親支援運動(GIMS)とは?
GIMSは、女性が出産前、分娩時、出産後を通じて適切で正確な情報、支援、保健医療ケアサービスを受けるニーズがあること、そして受ける権利があることに焦点を当てた世界規模の運動です。GIMSは、女性の生殖サイクルを全体的に見て、お母さんと赤ちゃんが望ましい母乳育児を経験できるように援助するさまざまな支援策を推進します。

母乳育児における世界規模の母親支援運動(GIMS)の未来像
どこに住んでいようともすべての女性が母乳育児において、専門家やレイ・プロフェッショナル(専門家の資格はないが、一定のトレーニングを受けた民間の援助者)の支援、社会的支援を受けられるようになること。お母さんと子どもが望む母乳育児経験ができるように必要な情報、教育、励ましを得られるようになること。それがGIMSの未来像です。

目的
母乳育児の情報、教育、支援、ケアの提供において、必要な手段が講じられ、お母さんと赤ちゃんが望ましい結果を得ること。

焦点
焦点は、母乳育児がうまくいくかどうかに影響を与える、女性の生殖サイクル(妊娠、出産、産後、母乳育児)における支援にあります。とはいっても、この時期以前、もしくは以後の教育や支援に手を伸ばすことも含まれますし、女性どうしの支援ネットワーク(パートナー、親戚、友人など)を妨げるものでもありません。

目標
* 母親への支援は広義にとらえ、母乳育児期間には妊娠中、出産時、産後も含む。
* 特に母乳育児にも影響を与えるお産の状況が、より人間らしく性別(ジェンダー)に心配りをした保健医療ケアになるようなガイドラインや手段を構築する。
* 世界規模で母親支援の理解を深め、地域に密着した母親支援の企画やネットワークを強化する。
* BFHIの第10ヵ条の項目を推進し、母乳育児支援グループへの理解を広げることによっ
て第10ヵ条の項目が実施されるようなガイドラインを発展させる。
* 母親支援を全体的にとらえることができるように、他の運動と連携、連帯する。これには、自然で人間的なお産、家族のサポート、助産術、女性の健康と権利にかかわる運動などが含まれる。
* 望ましい妊娠、出産、母乳育児を実現できるように雇用、保健医療施設、経済界の方針においての変革に弾みをつける。

母乳育児における世界規模の母親支援運動(GIMS)宣言
以下のことが前提にあります。
* お母さんは命を与え、命を生み出すもの、ヒューマニティ(人間性)を豊かにするものです。
* お母さんは赤ちゃんの子育ての主な担い手です。
* お母さんは赤ちゃんに最適な栄養を与えるために、支援を必要としています。
* 母乳育児はお母さん、子ども、家族、地域社会の健康と福祉に寄与します。
* 多くの伝統的な母親支援は、企業の世界的規模化(グローバリゼーション)、近代化、産業社会化の力によって弱められ、危機にあります。
* 同じ仲間どうしの支援グループの方法は、薬物乱用、ガン治療などのさまざまな分野において行動を変え、望ましい行動を維持するのに効果的であることがわかっています。
* 母乳育児における母親支援の概念は、あまり理解されているとはいえず、価値があるとも思われていません。
したがって、私たちは以下のことを宣言します。
* 支援活動の中ではお母さんが中心的な担い手となり、情報やサポートの受け手であるとともに与え手でもあるべきです。
* 生殖サイクルを通じて、赤ちゃんが望ましい栄養を得るのに大きな役割を果たす母親支援の重要な役割を認め、大切にしましょう。
* 妊娠と出産の人間らしく思いやりのあるケアに特に注目すべきでしょう。
* 母親支援とは、お母さんと赤ちゃん双方にとって望ましい母乳育児ができるよう、お母さんに差し伸べられるすべての支援が含まれますから、広く定義するべきです。
* お母さんは、生殖のサイクル(妊娠、出産、産後)を通じての支援を受けるべきです。
* 母親が母親を支援するサポートグループは、母親支援の多くの方法の中のひとつです。
* 母親支援は特に最適な母乳育児が困難な母親たち――働く女性、災害時や戦争化の女性、HIV/AIDSにかかった女性には、特に重要です。

それゆえ私たちは提案します
* 母親支援は国際的、また国や地域のレベルで配慮され、最優先で助成されるべきものです。
* 情報と実際的な援助は、子どもを産む時期の女性と母乳育児をしている女性に差し伸べられるべきです。
* 母親支援を続けるための策を練り、実施するべきです。それにはネットワーキング、また経験やモデル、手段を共有する機会を与えるこが含まれます。

さらに情報が欲しい方は以下にご連絡ください。
World Alliance for Breastfeeding Action PO Box 1200, 10850 Penang, Malaysia
Tel:60-4-6584816 Fax: 60-4-6572655 E-mail: secr@waba.po.my
Website: www.waba.org.br/   www.waba.org.my/
もしくは、
the WABA Mother Support Task Force(母親支援部会):
Paulina Smith, Coordinator <smithpc@att.net.mx> ・ Norjinah Moin, Co-coordinator
<norjinah@hotmail.com> ・ Rebecca Magalhaes, Co-coordinator <Rmagalhaes@llli.org>.

世界母乳育児行動連盟(WABA)は、母乳育児を保護し、推進し、支援するための世界規模の運動です。WABAはイノチェンティ宣言を基盤とし、ユニセフと緊密な連絡を取りながら活動しています。

GIMS for Breastfeeding, Mother Support Task Force ・ Jan 2002
母乳育児における世界規模の母親支援運動部会 2002年1月
World Alliance for Breastfeeding Action (WABA), www.waba.org.br
翻訳:母乳育児支援ネットワーク
2003年1月

IBFANとは

乳児用食品国際行動ネットワークIBFAN、イブファン)とは、子どもの死亡率と罹病率を減らすために活動している世界中の市民活動グループのネットワークです。
IBFANは赤ちゃんや子ども、そしてその母親や家族の健康と幸せのために、母乳育児や最適な乳児栄養の保護・促進・支援を目的としています。
また、IBFANは「母乳代用品の販売促進活動に関する国際規準(WHOコード)」や関連する世界保健総会決議が、世界中で十分に制度化されることを求めています。

 

IBFANの7つの原則

どの国の子どもにも、最高レベルの健康を享受する権利がある
家族には、特に女性と子どもには、十分に栄養のある食べ物を採る権利がある
女性には、母乳で育て、子どもの栄養のとり方についてインフォームド・チョイス(情報を与えられた上での選択)をする権利がある
女性には母乳育児を成功させるための支援と、安定して子どもに栄養を与えるための支援を得る権利がある
すべての人には基本的なニーズを満たすような保健サービスを受ける権利がある
保健医療従事者や利用者には、商業的な購買圧力を受けていない保健医療システムを利用する権利がある
人々には基本的な健康を保護・促進するような変化を保障する国際的連帯を結ぶ権利がある

 IBFANのメンバーグループとは

IBFANの趣旨に賛同し、IBFANにその活動を認められたグループがIBFANのメンバーグループとなります。
IBFANはメンバーグループのネットワーク組織です。
母乳育児支援ネットワークは、2002年2月にIBFANのメンバーグループになりました。
メンバーグループには「人工乳や離乳食などに関連する企業からの献金や寄付は拒否する」ことが求められています。

   IBFANのメンバーグループとは

母乳育児支援ネットワークはIBFANからの委託により、今後IBFANサイトの日本語化を行うことになりました。
IBFANのオリジナルサイトには現在、英語版・ドイツ語版・スペイン語版・ポルトガル語版があります。

すばらしい未来を作り出すための10のリンク(連結)

「10のリンク」というのは、21世紀に向けて私たちが行動していくための枠組みとして、WABA(世界母乳育児行動連盟)が始めたキャンペーンの1つです。
この「10のリンク」を使って、私たちはもっと手を広げて、既存のグループや新しいグループと連携し、母乳育児と、より広範囲のテーマとを結びつけることができます。

1.人権と責任10links

母乳育児と乳幼児のための健全な栄養を保護し、推進し、支援するために、とりわけ女性と子どもにとっての「食の安全」「健康」「安全な環境」を得るための権利が保証され、責任を持って提供されること。

2.食の安全

すべての女性が産後から6ヵ月間完全に母乳育児ができるようにする。
また子どもが2歳かそれ以上になるまで母乳育児を続け、適切な補完食(離乳食)を食べることができるようにする。
このことが家庭における食の安全につながる。
お母さんが適切な栄養を摂り、すべての人が安全な食生活を送れるように、政府の働き、および市民運動を後押しする。
適切なその土地の食べ物を使った補完食(離乳食)を作り、利用することを推奨する。

3.女性のエンパワメント

適切な母性保護の条例を含めた革新的な社会支援制度を、すべての母親のために作っていく。
そしてどのような局面においても、乳幼児の栄養についての正確な情報を得たうえで、自分の意思で選択できるようにする。

4.地域参加

お母さんがお母さんを支援するサポートグループを含めた、地域に密着したサポートグループを発展させることを促す。
あらゆる人々をエンパワーして乳幼児の栄養、ひいては自分たち皆の生活を改善するように、市民グループ、宗教家、政策作成者を含めた地域の人々を巻き込んで啓発していく。

5.赤ちゃんにやさしい文化

赤ちゃんのやさしい病院運動における「母乳育児を成功させるための10ヵ条」で推奨されていることがすべての保健医療システムや、伝統的な助産の場で実施されるようにする。
「赤ちゃんにやさしい」概念が、妊婦健診や母親教室、医療サービス、職場、地域にも広がり、すべての母親が自然に簡単に母乳育児ができるような環境を作り出す。

6.清廉・誠実

乳児栄養の製品や器具を製造している会社からの、いかなる贈答品、助成金、援助も拒否する。
女性の体を搾取しているような広告をやめさせ、浪費や環境汚染を招くような製品の使用に異議を唱える。

7.国際規準

母乳代用品の販売流通に関する国際規準」とそれに関連した世界保健総会での決議を国内法制化して、強制力のある法律や条令に盛り込み、実施するよう推し進める。
人を惑わせるような営利目的の販売攻勢、行き過ぎた無償の取引、コーデックス食品規格に関する条項についての誤った情報から消費者や保健医療従事者を守る。

8.理解力・能力の向上

母乳育児と乳幼児の健全な栄養のニーズを理解してもらうように、保健医療従事者、保育者、栄養士、政府の役人、ソーシャル・ワーカー、市民グループ、一般市民の理解を深め、能力の向上を図る。
主にかかる保健医療ケアのスタッフ、看護師、助産師、医師、専門家や他の保健医療従事者が、母乳育児と乳幼児の健全な栄養についての十分な教育を受け、「母乳代用品の販売流通に関する国際規準」とそれに関連した決議や、その他の適切な国際協定書・法律文書を支持するようになること。

9.社会改革の支援・擁護

母乳育児の保護、推進、支援と、適切な補完食(離乳食)がふさわしい時期に使用されることを含めた、乳幼児の栄養に関する国の健全な方策が実施されるように支援する。
メディアや市民団体を巻き込んで社会的な波を起こし、母乳育児、および乳幼児の健全な栄養を保護する方向へ社会を動かすようにする。
政策に影響を与え、経済的、社会的、政治的、実質的な環境を整えて人類が今後も栄えていくために行動する。

10.ネットワーキング

乳幼児の健全な栄養と、より広義の子育てに関する問題において、いろいろな団体、個人、政府機関が一緒に働いて地域や国レベルでネットワークを作るように尽力する。
こうしたネットワークを地域的、または国際的な運動と連携し統合する。
そして市民社会のさまざまな分野で、明るい未来を育てるような方向に進めていく。

2003年1月
翻訳:母乳育児支援ネットワーク

 

The International Code of Marketing of Breastmilk Substitutes

Art. 1. Aim of the Code
Art. 2. Scope of the Code
Art. 3. Definitions
Art. 4. Information and education
Art. 5. The general public and mothers
Art. 6. Health care systems
Art. 7. Health workers
Art. 8. Persons employed by manufacturers and distributors
Art. 9. Labelling
Art. 10. Quality
Art. 11. Implementation and monitoring

The Member States of the World Health Organisation:

Affirming the right of every child and every pregnant and lactating woman to be adequately nourished as a means of attaining and maintaining health;

Recognising that infant malnutrition is part of the wider problems of lack of education, poverty, and social injustice;

Recognising that the health of infants and young children cannot be isolated from the health and nutrition of women, their socio-economic status and their roles as mothers;

Conscious that breastfeeding is an unequalled way of providing ideal food for the healthy growth and development of infants; that it forms a unique biological and emotional basis for the health of both mother and child; that the anti-infective properties of breast milk help to protect infants against disease; and that there is an important relationship between breastfeeding and child spacing;

Recognising that the encouragement and protection of breastfeeding is an important part of the health, nutrition and other social measures required to promote healthy growth and development of infants and young children; and that breastfeeding is an important aspect of primary health care;

Considering that when mothers do not breastfeed, or only do so partially, there is a legitimate market for infant formula and for suitable ingredients from which to prepare it; that all these products should accordingly be made accessible to those who need them through commercial or noncommercial distribution systems; and that they should not be marketed or distributed in ways that may interfere with the protection and promotion of breastfeeding;

Recognising further that inappropriate feeding practices lead to infant malnutrition, morbidity and mortality in all countries, and that improper practices in the marketing of breastmilk substitutes and related products can contribute to these major public health problems;

Convinced that it is important for infants to receive appropriate complementary foods, usually when the infant reaches four to six months of age, and that every effort should be made to use locally available foods; and convinced, nevertheless, that such complementary foods should not be used as breastmilk substitutes;

Appreciating that there are a number of social and economic factors affecting breastfeeding, and that, accordingly, governments should develop social support systems to protect, facilitate and encourage it, and that they should create an environment that fosters breastfeeding, provides appropriate family and community support, and protects mothers from factors that inhibit breastfeeding;

Affirming that health care systems, and the health professionals and other health workers serving in them, have an essential role to play in guiding infant feeding practices, encouraging and facilitating breastfeeding, and providing objective and consistent advice to mothers and families about the superior value of breastfeeding, or, where needed, on the proper use of infant formula, whether manufactured industrially or home prepared;

Affirming further that educational systems and other social services should be involved in the protection and promotion of breastfeeding, and in the appropriate use of complementary foods;

Aware that families, communities, women’s organisations and other nongovernmental organisations have a special role to play in the protection and promotion of breastfeeding and in ensuring the support needed by pregnant women and mothers of infants and young children, whether breastfeeding or not;

Affirming the need for governments, organisations of the United Nations system, nongovernmental organisations, experts in various related disciplines, consumer groups and industry to cooperate in activities aimed at the improvement of maternal, infant and young child health and nutrition;

Recognising that governments should undertake a variety of health, nutrition and other social measures to promote healthy growth and development of infants and young children, and that this Code concerns only one aspect of these measures;

Considering that manufacturers and distributors of breastmilk substitutes have an important and constructive role to play in relation to infant feeding, and in the promotion of the aim of this Code and its proper implementation;

Affirming that governments are called upon to take action appropriate to their social and legislative framework and their overall development objectives to give effect to the principles and aim of this Code, including the enactment of legislation, regulations or other suitable measures;

Believing that, in the light of the foregoing considerations, and in view of the vulnerability of infants in the early months of life and the risks involved in inappropriate feeding practices, including the unnecessary and improper use of breastmilk substitutes, the marketing of breastmilk substitutes requires special treatment, which makes usual marketing practices unsuitable for these products;

THEREFORE:

The Member States hereby agree the following articles which are recommended as a basis for action.

Article 1. Aim of the Code

The aim of this Code is to contribute to the provision of safe and adequate nutrition for infants, by the protection and promotion of breastfeeding, and by ensuring the proper use of breastmilk substitutes, when these are necessary, on the basis of adequate information and through appropriate marketing and distribution.

Article 2. Scope of the Code

The Code applies to the marketing, and practices related thereto, of the following products: breastmilk substitutes, including infant formula; other milk products, foods and beverages, including bottle-fed complementary foods, when marketed or otherwise represented to be suitable, with or without modification, for use as a partial or total replacement of breast-milk; feeding bottles and teats. It also applies to their quality and availability, and to information concerning their use.

Article 3. Definitions

For the purposes of this Code:

“Breastmilk substitute” means any food being marketed or otherwise represented as a partial or total replacement for breast milk, whether or not suitable for that purpose.

“Complementary food” means any food, whether manufactured or locally prepared, suitable as a complement to breast milk or to infant formula, when either becomes insufficient to satisfy the nutritional requirements of the infant. Such food is also commonly called “weaning food” or “breastmilk supplement”.

“Container” means any form of packaging of products for sale as a normal retail unit, including wrappers.

“Distributor” means a person, corporation or any other entity in the public or private sector engaged in the business (whether directly or indirectly) of marketing at the wholesale or retail level a product within the scope of this Code. A “primary distributor” is a manufacturer’s sales agent, representative, national distributor or broker.

“Health care system” means governmental, nongovernmental or private institutions or organisations engaged, directly or indirectly, in health care for mothers, infants and pregnant women; and nurseries or childcare institutions. It also includes health workers in private practice. For the purposes of this Code, the health care system does not include pharmacies or other established sales outlets.

“Health worker” means a person working in a component of such a health care system, whether professional or nonprofessional, including voluntary, unpaid workers.

“Infant formula” means a breastmilk substitute formulated industrially in accordance with applicable Codex Alimentarius standards, to satisfy the normal nutritional requirements of infants up to between four and six months of age, and adapted to their physiological characteristics. Infant formula may also be prepared at home, in which case it is described as “home prepared”.

“Label” means any tag, brand, mark, pictorial or other descriptive matter, written, printed, stencilled, marked, embossed or impressed on, or attached to, a container (see above) of any products within the scope of this Code.

“Manufacturer” means a corporation or other entity in the public or private sector engaged in the business or function (whether directly or through an agent or through an entity controlled by or under contract with it) of manufacturing a product within the scope of this Code.

“Marketing” means product promotion, distribution, selling, advertising, product public relations, and information services.

“Marketing personnel” means any persons whose functions involve the marketing of a product or products coming within the scope of this Code.

“Samples” means single or small quantities of a product provided without cost.

“Supplies” means quantities of a product provided for use over an extended period, free or at a low price, for social purposes, including those provided to families in need.

Article 4. Information and education

4.1 Governments should have the responsibility to ensure that objective and consistent information is provided on infant and young child feeding for use by families and those involved in the field of infant and young child nutrition. This responsibility should cover either the planning, provision, design and dissemination of information, or their control.

4.2 Informational and educational materials, whether written, audio, or visual, dealing with the feeding of infants and intended to reach pregnant women and mothers of infants and young children, should include clear information on all the following points:

 

1. the benefits and superiority of breastfeeding;

2. maternal nutrition, and the preparation for and maintenance of breastfeeding;

3. the negative effect on breastfeeding of introducing partial bottle feeding;

4. the difficulty of reversing the decision not to breastfeed; and

5. where needed, the proper use of infant formula, whether manufactured industrially or home prepared.

 

When such materials contain information about the use of infant formula, they should include the social and financial implications of its use; the health hazards of inappropriate foods or feeding methods; and, in particular, the health hazards of unnecessary or improper use of infant formula and other breastmilk substitutes. Such materials should not use any pictures or text which may idealise the use of breastmilk substitutes.

4.3 Donations of informational or educational equipment or materials by manufacturers or distributors should be made only at the request and with the written approval of the appropriate government authority or within guidelines given by governments for this purpose. Such equipment or materials may bear the donating company’s name or logo, but should not refer to a proprietary product that is within the scope of this Code, and should be distributed only through the health care system.

 

Article 5. The general public and mothers

5.1 There should be no advertising or other form of promotion to the general public of products within the scope of this Code.

5.2 Manufacturers and distributors should not provide, directly or indirectly, to pregnant women, mothers or members of their families, samples of products within the scope of this Code.

5.3 In conformity with paragraphs 1 and 2 of this Article, there should be no point-of-sale advertising, giving of samples, or any other promotion device to induce sales directly to the consumer at the retail level, such as special displays, discount coupons, premiums, special sales, loss leaders and tie-in sales, for products within the scope of this Code. This provision should not restrict the establishment of pricing policies and practices intended to provide products at lower prices on a long-term basis.

5.4 Manufacturers and distributors should not distribute to pregnant women or mothers of infants and young children any gifts of articles or utensils which may promote the use of breastmilk substitutes or bottle feeding.

5.5 Marketing personnel, in their business capacity, should not seek direct or indirect contact of any kind with pregnant women or with mothers of infants and young children.
Article 6. Health care systems

6.1 The health authorities in Member States should take appropriate measures to encourage and protect breastfeeding and promote the principles of this Code, and should give appropriate information and advice to health workers in regard to their responsibilities, including the information specified in Article 4.2.
6.2 No facility of a health care system should be used for the purpose of promoting infant formula or other products within the scope of this Code. This Code does not, however, preclude the dissemination of information to health professionals as provided in Article 7.2.
6.3 Facilities of health care systems should not be used for the display of products within the scope of this Code, for placards or posters concerning such products, or for the distribution of material provided by a manufacturer or distributor other than that specified in Article 4.
6.4 The use by the health care system of “professional service representatives”, “mothercraft nurses” or similar personnel, provided or paid for by manufacturers or distributors, should not be permitted.

6.5 Feeding with infant formula, whether manufactured or home prepared, should be demonstrated only by health workers, or other community workers if necessary; and only to the mothers or family members who need to use it; and the information given should include a clear explanation of the hazards of improper use.

6.6 Donations or low-price sales to institutions or organisations of supplies of infant formula or other products within the scope of this Code, whether for use in the institutions or for distribution outside them, may be made. Such supplies should only be used or distributed for infants who have to be fed on breastmilk substitutes. If these supplies are distributed for use outside the institutions, this should be done only by the institutions or organisations concerned. Such donations or low-price sales should not be used by manufacturers or distributors as a sales inducement.

6.7 Where donated supplies of infant formula or other products within the scope of this Code are distributed outside an institution, the institution or organisation should take steps to ensure that supplies can be continued as long as the infants concerned need them. Donors, as well as institutions or organisations concerned, should bear in mind this responsibility.

6.8 Equipment and materials, in addition to those referred to in Article 4.3, donated to a health care system may bear a company’s name or logo, but should not refer to any proprietary product within the scope of this Code.
Article 7. Health workers

7.1 Health workers should encourage and protect breastfeeding; and those who are concerned in particular with maternal and infant nutrition should make themselves familiar with their responsibilities under this Code, including the information specified in Article 4.2.
7.2 Information provided by manufacturers and distributors to health professionals regarding products within the scope of this Code should be restricted to scientific and factual matters, and such information should not imply or create a belief that bottle feeding is equivalent or superior to breastfeeding. It should also include the information specified in Article 4.2.
7.3 No financial or material inducements to promote products within the scope of this Code should be offered by manufacturers or distributors to health workers or members of their families, nor should these be accepted by health workers or members of their families.

7.4 Samples of infant formula or other products within the scope of this Code., or of equipment or utensils for their preparation or use, should not be provided to health workers except when necessary for the purpose of professional evaluation or research at the institutional level. Health workers should not give samples of infant formula to pregnant women, mothers of infants and young children, or members of their families.

7.5 Manufacturers and distributors of products within the scope of this Code should disclose to the institution to which a recipient health worker is affiliated any contribution made to him or on his behalf for fellowships, study tours, research grants, attendance at professional conferences, or the like. Similar disclosures should be made by the recipient.

 

Article 8. Persons employed by manufacturers and distributors

8.1 In systems of sales incentives for marketing personnel, the volume of sales of products within the scope of this Code should not be included in the calculation of bonuses, nor should quotas be set specifically for sales of these products. This should not be understood to prevent the payment of bonuses based on the overall sales by a company of other products marketed by it.

8.2 Personnel employed in marketing products within the scope of this Code should not, as part of their job responsibilities, perform educational functions in relation to pregnant women or mothers of infants and young children. This should not be understood as preventing such personnel from being used for other functions by the health care system at the request and with the written approval of the appropriate authority of the government concerned.

Article 9. Labelling

9.1 Labels should be designed to provide the necessary information about the appropriate use of the product, and so as not to discourage breastfeeding.

9.2 Manufacturers and distributors of infant formula should ensure that each container has a clear, conspicuous, and easily readable and understandable message printed on it, or on a label which cannot readily become separated from it, in an appropriate language, which includes all the following points:

 

1. the words “Important Notice” or their equivalent;

2. a statement of the superiority of breastfeeding;

3. a statement that the product should be used only on the advice of a health worker as to the need for its use and the proper method of use;

4. instructions for appropriate preparation, and a warning against the health hazards of inappropriate preparation.

 

Neither the container nor the label should have pictures of infants, nor should they have other pictures or text which may idealise the use of infant formula. They may, however, have graphics for easy identification of the product as a breastmilk substitute and for illustrating methods of preparation. The terms “humanised”, “maternalised” or similar terms should not be used. Inserts giving additional information about the product and its proper use, subject to the above conditions, may be included in the package or retail unit. When labels give instructions for modifying a product into infant formula, the above should apply.

9.3 Food products within the scope of this Code, marketed for infant feeding, which do not meet all the requirements of an infant formula, but which can be modified to do so, Should carry on the label a warning that the unmodified product should not be the sole source of nourishment of an infant. Since sweetened condensed milk is not Suitable for infant feeding, nor for use as a main ingredient of infant formula, its label should not contain purported instructions on how to modify it for that purpose.

9.4 The label of food products within the scope of this Code should also state all the following points:

 

1. the ingredients used;

2. the composition/analysis of the product;

2. the storage conditions required; and

3. the batch number and the date before which the product is to be consumed, taking into account the climatic and storage conditions of the country concerned.

Article 10. Quality
10.1 The quality of products is an essential element for the protection of the health of infants and therefore should be of a high recognised standard.

10.2 Food products within the scope of this Code should, when sold or otherwise distributed, meet applicable standards recommended by the Codex Alimentarius Commission and also the Codex Code of Hygienic Practice for Foods for Infants and Children.

Article 11. Implementation and monitoring

11.1 Governments should take action to give effect to the principles and aim of this Code, as appropriate to their social and legislative framework, including the adoption of national legislation, regulations or other suitable measures. For this purpose, governments should seek, when necessary, the cooperation of WHO, UNICEF and other agencies of the United Nations system. National policies and measures, including laws and regulations, which are adopted to give effect to the principles and aim of this Code should be publicly stated, and should apply on the same basis to all those involved in the manufacture and marketing of products within the scope of this Code.

11.2 Monitoring the application of this Code lies with governments acting individually, and collectively through the World Health Organisation as provided in paragraphs 6 and 7 of this Article. The manufacturers and distributors of products within the scope of this Code, and appropriate nongovernmental organisations, professional groups, and consumer organisations should collaborate with governments to this end.

11.3 Independently of any other measures taken for implementation of this Code, manufacturers and distributors of products within the scope of this Code should regard themselves as responsible for monitoring their marketing practices according to the principles and aim of this Code, and for taking steps to ensure that their conduct at every level conforms to them.

11.4 Nongovernmental organisations, professional groups, institutions, and individuals concerned should have the responsibility of drawing the attention of manufacturers or distributors to activities which are incompatible with the principles and aim of this Code, so that appropriate action can be taken. The appropriate governmental authority should also be informed.

11.5 Manufacturers and primary distributors of products within the scope of this Code should apprise each member of their marketing personnel of the Code and of their responsibilities under it.

11.6 In accordance with Article 62 of the Constitution of the World Health Organisation, Member States shall communicate annually to the Director General information on action taken to give effect to the principles and aim of this Code.

11.7 The Director General shall report in even years to the World Health Assembly on the status of implementation of the Code; and shall, on request, provide technical support to Member States preparing national legislation or regulations, or taking other appropriate measures in implementation and furtherance of the principles and aim of this Code.

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