高橋万由美氏(母乳育児支援ネットワーク代表)の話
母乳育児支援ネットワークは、たくさんの母乳育児支援グループが連携する場になれば、と1999年に設立された。
母乳育児を強制するのではなく、誰でもどこでも母乳育児に必要な支援を得られる世の中を目指す。
高橋さん自身、片手で母乳育児をしながらインターネットで母乳育児情報を探されたという。
先進国の中でも母乳育児の割合が高いスウェーデンの様子が紹介された。
働くお母さんのための制度が整っていることは知られているが
女性の声が政治に反映されやすい社会であるという点が日本と大きく違う。
日本では「母乳育児ができない人はかわいそう」という意見も強く
母乳育児を続けるために必要な情報・支援を受けられない人がほとんどである。
適切な情報に恵まれるのは宝くじに当たるようなものだ。
もっともっと必要な情報がお母さんたちにいきわたるように活動したいと考えている。